たにーです。
セールスコピーライターって、実際どれくらい稼ぐことができるのか。
転職を考えているなら、年収や収入の額は重要な問題ですよね。
この記事では、セールスコピーライターとして僕が得ているリアルな収入や年収額をシェアします。
なお、ここに記載しているのはあくまでも僕個人の情報です。
経験やスキル、クライアントや業界によっても収入は大きく変わってくるので、一つの参考事例としてご覧ください。
セールスコピーライターの年収は?【具体的な収入額をシェアします】
いきなりですが、正直ネット上で拾える収入面の情報って信ぴょう性に乏しいです。
微妙な表現とか言い回しで重要なところをぼやかして、いかにも稼いでます的な雰囲気をかもし出し、最終的には自らの教材やサービスなどに誘導されている。
よくありますよね。
こういうセールス前提で書かれている記事の情報は、ちょっと信用できかねます。
多分、あなたもどこかで「セールスコピーライターは需要に供給が追い付いてなく、スキルの高いライターは引く手あまたで収入も高い」みたいな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
確かにそういう側面もありますが、これは時と場合によりますし、市場や付き合うクライアントなどによってもまったく変わってきます。
こういう細かなところの情報って、僕が起業するときにはほとんどなかったのです。
なので、これからセールスコピーライターへ転職を考えている人に少しでも参考になればと、僕の個人的な情報を共有させていただくことにしました。
特に他意はありません。
もし興味があれば読み進めてみてください。
セールスコピーライターの報酬体系
僕はセールスコピーライターを名乗ってはいますが、ライティングだけで収入を得ているわけではありません。
ライティング以外でも、自分でできることはほぼ何でもやっています。
例えば、
- 商品やサービスの企画立案
- マーケットリサーチ
- ランディングページ作成
- セールスレター作成(オンライン&オフライン)
- 決済システム構築
- WEB関連
- セールスステップメールの作成&設定
- カスタマーサポートやクレーム対応
- 顧客情報管理
- ホームページ制作
- 会員サイト作成
- eラーニングサイト作成
- 無料オファー作成
- コンテンツ作成
- 有料情報商材の作成
- DM・FAXDM・チラシ等の販促物作成
- 記事作成
- 動画収録トークスクリプト作成
- 動画&音声編集
- 画像編集
- コンサルティング
- 執筆活動
- ゴーストライター
- セミナーの企画運営
- セミナー集客&司会等の現場補助
- セミナー台本作成
- セールストークスクリプト作成
- 資料やスライドの作成
- facebook広告・PPC広告などの運用
- 商品発送業務
などなど、ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。
思いつくままに書き連ねましたが、きちんと整理すればもっとあるはずです。
僕は主要なサービスについては基本的なメニューと価格を決めていて、それをもとに案件ごとに価格を提案しているという感じです。
セールスプロモーション(プロダクトローンチ)やセミナーなどは一式価格で請け負うことがほとんどですね。
タスク形式の受注の場合、単価がだいたい決まっているので、あとはいくつ数をこなせるかが勝負になります。
タスク形式とは、例えばランディングページ1本10万円、セールスレター1本20万円、ステップメール一式15万円、のように案件ごとに成果物を納品するという受注方法です。
成果報酬での受注というのもあります。
成果報酬の場合、案件の規模や契約条件によって金額が大きく変わるので一概には言えませんが、成果次第では1プロモーションで数十万円や100万円を超える報酬を受け取ることも可能です。
他にも、専属ライターという契約方式もあり、これも内容によるのですが月数万円~数十万円レベルの報酬が狙えます。
収入額は、これらの受注方式や契約条件、仕事の数や量などによって大きく変わってきます。
また、基本的には納品後やイベント終了後の入金になるので、入金の多い月・少ない月・まったくない月があったりと、収入の変動も大きいです。
先の売り上げが読めないところがあるので、キャッシュフローが結構大変ですが….。
ちなみに、セールスレターからの売り上げの数%を継続的に受け取れる権利収入的な契約方法を提唱している人もいますが、実際はこのような契約をするケースはほぼありません。
僕の周りでも聞いたことはないですし、業界の仕組みから考えても現実的な契約方法ではないですね。
セールスコピーライターの年収例
で、これらを1年間続けると、年収は一体どれくらいになるのか。
僕の場合、年によってまちまちですが、初年度で約200万円、最高で約800万円。
参考までに、平成30年度の年収は約690万円でした。
なお、手取りの収入額はここから経費などを差し引いた額になりますが、セールスコピーライターの場合、仕入れなどもほぼないため、年商=年収としても差し支えないでしょう。
僕はこの辺の額をウロウロしているものの、スキルと努力、要領次第ではさらに上を狙えます。
実際、年収800万円くらい稼いでいる方もいますし、僕が知らないだけでもっと稼いでいる方も当然いるはずです。
ただ、フリーランスのセールスコピーライターだと、がんばっても年収1000万円くらいが限界かな、とも思います。
自分でコピーを書いているうちは、どこまでいっても労働収入ですし、ひたすら書きまくったとしても書ける量にはどうしても限界があるからです。
ダン・ケネディ(残念ながら先日お亡くなりになりました…泣)クラスのスーパースターになれば、ケタ違いの報酬で億越えもあり得るでしょうが、僕のようなフリーランスのセールスコピーライターだと正直現実的ではないですね。
セールスコピーライターの年収を左右する重要な要素とは?
セールスコピーライターの収入や年収を左右する重要な要素は、市場とクライアントです。
どんな市場で、どんなクライアントと仕事をするのかによって、成果はまるで変わってきます。
ここを見誤ると、まず成果は出ないし稼げない。
しっかりとリサーチをして、勝てる土俵で勝負するということを意識してみてください。
ちなみに、セールスコピーライターで稼いでいると言っても、ライティングだけで稼いでいる人はほぼいません。
正直、ライティングだけで年収数百万を稼ぐのは至難の業です。
なので、皆コンサルをやったりライティングを教えたり、コミュニティを運営したり、自分の商品やサービスをつくって売ったりして稼いでいます。
実際、僕もサイト作成などのWEBまわりの仕事やコンサルティング、セミナーの企画運営などなど、ライティング以外の仕事も多いです。
ライティング以外で収入を得ることができるようになれば、ビジネスはかなり安定します。
ぜひあなたも、セールスコピーライターという枠にとらわれず、いろいろな手段で収入を得るということにチャレンジしてみてください。
コピーライティングのスキルを活用して副業するのもアリですよね。
実際、僕はリスクヘッジのためにやっていますし。
余談ですが、最近は安定感を重視してタスク形式の受注から定額報酬の受注にシフトしています。
毎月定額が安定的に入るものの金額は頭打ちになるので、必然的に年収は下がりそうですね。
でも、心と体に余裕もできてストレスも減りつつありますし、これはこれでアリなのかな、とも思います。
まあ、いろいろ試してみなきゃ分かりませんからね。
もし、これからセールスコピーライターを目指してみたいと思われているなら、以下の記事が参考になります。
僕の経験から、なるべく低リスクで確実にキャリアをステップアップしていける道筋をお伝えしている記事ですので、ぜひご覧ください。
少しでも参考になれば幸いです!
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