たにーです。
未経験、もしくは初心者からセールスコピーライターで独立を目指している人は、どのようにキャリアをスタートするのがベストなのか?
コピーライターとして5年目を迎えた僕が、これまでの経験を踏まえ、なるべく低リスクで将来的にステップアップしていくための方法をお伝えします。
未経験・初心者からセールスコピーライターで起業する方法【経験談】
僕は、今から4年前(2015年)にセールスコピーライターとして起業しました。
といっても、僕はもともと水道屋です。
ライターだったわけでもなく、広告代理店などに勤務していたわけでもありません。
まるで畑違いのところから、セールスコピーライターになったのです。
最初は副業から始め、大した経験も実績もないまま、ほとんど勢いで起業しました。
≫参考:セールスコピーライターになるには?僕が実践した具体的なステップを公開します!
ここまで、まったくの手探りの状態です。
なので、いろんな失敗もしましたし、だからこそ分かったこともたくさんあります。
この記事は、これからセールスコピーライターを目指す人に、失敗を回避し、なるべく安全かつ確実にキャリアチェンジしていただきたいという思いで書きました。
僕が実践したステップではありませんが、これまでの経験やいろいろな人のケースも加味したうえで、現時点で僕がベストだと考える方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
セールスコピーライターを募集している会社に正社員で就職
まず最初に、ハッキリ言います。
セールスコピーライターとしていきなり起業するのは、めちゃくちゃリスクが高いです。
仕事もないのに会社を辞める、なんていうのは論外。
ほぼ確実に失敗します。
退路を断てとかリソースを一点集中させろ、みたいに起業をあおる人も多いですが、そんな無責任な話に耳を貸してはいけません。
もしあなたが独身で20~30代くらいなら、そういう選択はアリかもしれない。
仮に失敗したとしても、またやり直せばいいだけなので何の問題もないですよね。
むしろ、いい経験になると思います。
でも、家族がいるなら話はまったく別。
自分一人の問題ではないので、これは本当によく考えた方がいいです。
実際、未経験のまま起業したもののうまくいかず断念し、貯金をすり減らしたうえ再就職にも苦労しているという40代の男性を僕は知っています。
もしこんなことになっても、誰も助けてはくれませんからね。
いくら貯金があったとしても、家族がいて収入ゼロだと、ものすごいスピードでお金がなくなっていきます。
しかも、フリーランスは税金や保険など生活費以外の負担もかなりのものです。
≫参考:セールスコピーライターのフリーランス起業をオススメしない理由
で、仕事が軌道に乗る前に貯金が尽きてしまって断念する、というのがだいたいのパターン。
「ほんとかよ」と思われるかもしれませんが、これって起業にはよくある話なんです。
別にセールスコピーライターに限ったことではありません。
なので、いきなり起業するのではなく、まずはセールスライターやコピーライターを募集している会社に正社員として就職するところから始めるのがベストです。
僕が今からセールスコピーライターを目指すなら、間違いなくこうしますね。
試しに、転職サイトに登録していろいろ探してみてください。
ライターの募集って、意外と多いんですよね。
未経験や初心者OKの会社は競争率も高いので、見つけたらとりあえず即応募!
もし気になる会社があったら、未経験だろうがなんだろうがとにかくアピールしてみることです。
最近は、スキルや経験よりもやる気や熱意、人間性を重視するという会社が増えています。
僕は再就職のとき、履歴書を郵送じゃなく会社まで直接持っていきアピールしたことで、採用を勝ち取ったという経験があります。
これは母から教えてもらったのですが、実際かなり効果があると思います。
ここぞ!というときに、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ポイントは、人と違うことをすることです。
経験と実績を積みながら起業の準備
で、無事入社することができたら、とにかく全力で仕事とスキルアップに努めます。
すべては自分の将来のためですからね、そう思うと頑張れるはずです。
会社に勤めることの最大のメリットは、お金をもらいながらスキルアップできること。
未経験OKの会社ならコピーライティングを身に付けるためのプログラムも用意されているはずなので、わざわざ自分で教材を買う必要もありません。
それに、その辺の教材よりもよほど実用的だと思います。
しかも、フリーランスでは絶対に知ることのできない情報やノウハウなんかも知ることができますし。
こういう情報やノウハウって、ある意味お宝みたいなものなので、すべて吸収する勢いで臨むべきですね。
また、フリーランスみたいに責任が重くないのもいいところ。
もし失敗したとしても上司や会社が責任を取ってくれるので、必要以上のプレッシャーを感じることなく仕事に打ち込めます。
フリーランスってすべて自己責任なので、仕事の責任に対するストレスもハンパないですから…。
仕事の一環として勉強もできて、スキルアップしながら経験や実績を積め、しかもいろいろな情報やノウハウまで知ることができるんですから、これ以上の環境はないですよね。
そして、仕事をしながら同時並行で起業の準備を進めていきます。
起業の具体的な方法については、専門書などで詳しい情報を知ることができるので、そちらで調べてみてください。
僕の経験から、税務や資産運用など、お金関連については特にしっかり勉強しておくことをおすすめします。
確定申告も自分でしなければなりませんし、この辺りの対策をきちんとしているかどうかで事業の成績やお金の残り具合が全然変わってきますので。
会社から仕事をもらえる状態で起業
仕事とスキルアップには、とにかく全力を尽くすことです。
起業時期は自分で判断するしかないですが、目安としてはセールスプロモーションを1人で回すことができ、かつ一定の成果を安定してあげられるようになってから、という感じでしょうか。
この辺は会社によって違うと思うので、客観的な視点で慎重に判断してください。
また、部下や同僚、上司との関係を良好に保っておくということも大切です。
セールスコピーライターに限らず、フリーランスで起業に成功している人は、ほぼ例外なく退職後に会社から継続的に仕事をもらっています。
仕事だけでなく、クライアントを紹介してくれたりもします。
言うなれば、専属の外注先みたいなものです。
僕もこんな感じで、仕事をもらったりクライアントを紹介してもらったりしています。
重要なのは、会社から仕事をもらえる状態で独立起業することです。
そのためには、しっかりと成果を上げるのはもちろん、人間関係も良好に保ち信頼関係を構築しておく必要があります。
ゼロから営業して仕事を取るのって、想像以上に難しいですからね。
まあ、営業に自信があれば自分で取ればいいですが、営業とライター業務を並行してやっていくのはかなり大変です。
もしかすると、なるべく回り道せず、早く独立起業したいと考えているかもしれません。
でも、事を急ぎすぎると結局ははうまくいかないものです。
失敗を避け、将来的な成功と安定を手に入れるためにも、ぜひ時間をかけてじっくり取り組んでいただきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです!