たにーです。
この記事では、WordPressでブログ運営するメリット・デメリットについてお伝えします。
無料ブログとの比較もしていますので、ブログ運営をWordPressですべきか、無料ブログですべきか迷っている方には特に参考にしていただけるはずです。
WordPressでブログ運営するメリット・デメリット【無料と比較】
WordPressがいいのか無料ブログがいいのかは、どういう目的でブログを運営するかによって変わります。
結論から言うと、ブログで収益化を目指すならWordPress一択です。
情報発信や趣味での運営がメインであれば、無料ブログという選択肢もアリですが、ブログを将来的な資産として育てていきたいと考えているなら、WordPressでブログを立ち上げるのがベスト。
では、その理由を説明していきます。
WordPressのメリット
まずは、WordPressでブログを運営するメリットについてお伝えします。
ざっとあげると、このような感じです。
では、一つずつ解説していきます。
記事が資産として積みあがる
記事を公開すると、継続的にアクセスを呼び込み集客してくれます。
僕たちが寝ている間にも、遊んでいる間にも、記事がお客様を集め売り上げを上げてくれる。
ストック型ビジネスとも言われますが、ブログ運営において記事は商品であり、資産です。
継続的に記事を市場に投下することで、売り上げを生み出す資産が確実に積みあがっていくのです。
ドメインパワーがつくと上位表示しやすい
継続的に運営し、記事数やアクセスが増えてくると、ドメインの評価が少しずつ上がってきます。
そして、将来的にドメインが強くなると、記事も上位表示しやすくなる。
アクセスを増やし自分のドメインを育てていく感覚で、楽しんでブログ運営することができるのです。
拡張性・自由度が高い
WordPressには、サイトのデザインを自分好みに変えるための無料・有料テーマが豊富に用意されています。
さらに、プラグインをインストールすると、いろいろな機能を追加することが可能です。
お気に入りのデザインにすることで愛着も湧きますし、使いやすくすることでユーザビリティも良くなる。
これは、WordPressならではのメリットです。
Googleアドセンスが利用できる
Googleアドセンスとは、ブログやサイトに広告を貼り付けて収益を得られるサービスなのですが、このGoogleアドセンスが使えるのもWordPressの大きなメリットの一つ。
Googleアドセンスを利用するには、まずブログの審査を受ける必要があります。
そして、審査に通れば広告を掲載できるようになる、という流れです。
審査を受けるためには独自ドメインのブログでなければならないというルールがあり、僕のような非エンジニアがGoogleアドセンスを利用しようとすると、必然的に独自ドメイン+WordPressという選択肢になるわけです。
昔は無料ブログ+しょぼいサイトでも簡単に審査通過できていたんですけどね。
まあ、広告主のことを考えると必然的な流れではありますが。
僕もいくつかのサイトでGoogleアドセンスを利用していて、月1万円以上の収益を得ています。
収益化しやすい
WordPressには、ブログを収益化するためのいろいろな機能があります。
先ほどご紹介したGoogleアドセンスのほか、アフィリエイトであったり、自社商品やサービスの販売など、いろいろな収益化の手法と相性がいいんですね。
プラグインを使ったり、カスタマイズしたりすれば、オンラインだけでセールスを完結できるという仕組みをつくることも可能です。
後述しますが、無料ブログだとそもそも収益化できないというサービスも多いのです。
カスタマイズ事例が豊富
WordPressを使っていると、自分好みにカスタマイズしたくなってくるでしょう。
WordPressはシェア率が高くカスタマイズ事例も豊富なので、ググればいくらでも情報が出てきます。
もしトラブルが発生しても、たいていの場合はネットで解決方法が見つかるので、特別なスキルがなくても自己解決することが可能です。
サービス終了・削除のリスクがない
WordPressは、自分でサーバーを借りてドメインを取得して運用します。
なので、無料ブログのように突然サービスが終了するとか、予告なく記事やブログを削除される、というようなリスクはありません。
将来的に資産となるブログなので、自分のさじ加減で運用できるというのは大きなメリットです。
WordPressのデメリット
次に、WordPressのデメリットについてです。
順番に説明していきます。
スタートに準備が必要
まず、無料ブログと違い、WordPressを始めるまでにいくつかの準備が必要です。
サーバーを借りたり、ドメインを取得したり、WordPressをインストールしたり、デザインを整えたり…などなど。
アカウントをつくればすぐにスタートできてしまう無料ブログのように、気軽にスタートできないのはデメリットになり得るかもしれません。
サーバー・ドメインの維持費がかかる
WordPressを継続的に運用するには、サーバーとドメインの維持費が必要です。
僕がおすすめするエックスサーバーは月1000円ほど、ドメインは年間で1500円ほどのコストがかかります。
将来的にブログを収益化できれば十分コストを回収できますが、開設当初はほぼ確実に赤字なのは間違いないです。
開設当初はアクセス伸びない・検索順位も上がりにくい
WordPressを新規ドメインで始めた場合、開設当初は記事を公開しても、まずアクセスは伸びません。
ドメインパワーがないので、検索順位もなかなか上がりにくいです。
ただ、トレンド系のキーワードを狙った場合は、新規ドメインでもアクセスが爆発したり上位表示することはありますが。
もっとも、ブログ初心者がいきなり達成できるほど簡単なことではないので、最初は記事をアップしてもアクセスがこないもの、と思っておいたほうがいいです。
カスタマイズに専門知識が必要
最近のWordPressテーマは、どれもかなりクオリティが高いです。
以前とは比べ物にならないくらい機能も充実していて、デザインの自由度も上がっています。
ただ、テーマに実装されていない機能を使いたいというような場合、プラグインを使ったり、直接コードを編集してカスタマイズしなければなりません。
特に、コードの編集には専門的な知識が必要です。
とはいえ、それほど難しいカスタマイズでなければ、ググればだいたい解決できます。
もし行き詰ってしまった場合でも、テーマによっては有料でカスタマイズしてくれたり、ココナラなどでカスタマイズをお願いしたり、と方法はいくらでもある。
ということで、専門知識がなくても普通に運営していくのに特に問題はありません。
無料ブログのメリット
続いて、無料ブログのメリットです。
では、上から解説していきます。
登録すればすぐに始められる
無料ブログの最大のメリットは、とにかく気軽に始められるということです。
メールアドレスやSNSのアカウントがあれば、今すぐにでもブログをスタートできます。
ドメインを取得したりサーバーをレンタルしたり、といった面倒な作業は一切必要ありません。
維持費がかからない
サーバーやドメインのコストがかからないのは、無料ブログの大きなメリットの一つです。
WordPressは、ブログ運営を続けていく限りずっとコストがかかりますが、無料ブログならこのコストは一切必要ありません。
やめたくなったらいつでもやめられますし、放置していてもコストは一切かからない。
ブログをやる金銭的なリスクはゼロ、です。
メンテナンスの必要なし
サーバーやセキュリティなどに関してのメンテナンスは、すべて運営会社がおこなってくれます。
WordPressのように自分でバージョンアップしたりセキュリティーチェックをする必要がないので、手間もかからずある程度の安心感もあります。
ただ、いくら大手のサービスだといっても万全ではないので、リスクがゼロとは言い切れません。
開設当初よりアクセスが見込める
無料ブログサービスには、それぞれ独自のコミュニティがあり、できたてのブログでも記事をアップすれば露出しやすい仕様になっています。
WordPressだと、できたばかりのブログでいくら渾身の記事を投稿しても、ほぼほぼアクセスはきません。
でも、無料ブログなら立ち上げ当初からある程度アクセスを狙うことも可能です。
無料ブログのデメリット
最後に、無料ブログのデメリットです。
というような感じです。
規約に縛られる
無料ブログは、とにかく規約に縛られます。
無料で利用させてもらっているので仕方のないことではありますが、この規約の縛りがネックです。
特に、ブログの収益化を目的としている場合は注意が必要。
広告掲載や商用利用に制限があるサービスも多いので、事前に確認しておかなければなりません。
規約に違反すると、最悪の場合ブログが削除されるという可能性も十分にあります。
検索に弱い
無料ブログは検索に弱いです。
上位表示できていても、ドメインパワーのあるブログと競合してしまうと勝ち目はありません。
検索上位を狙うなら、WordPressを選ぶべき。
カスタマイズ・拡張性が低い
無料ブログは、ベースとなるデザインがある程度決まっています。
この辺はサービスによって異なりますが、そもそもカスタマイズできないものや、できてもわずかなもの、有料プランに移行が必要なものなど、いろいろなパターンがあったりします。
デザインだけでなく機能的なものも含め、カスタマイズや拡張性ではWordPressに軍配が上がります。
Googleアドセンスが使えない
無料ブログでは、Googleアドセンスの審査を受けることができません。
Googleアドセンスの利用を禁止していたり、すでにGoogleアドセンスを使っている、もしくは他の広告を貼り付けている、というようなサービスも多いです。
ブログの収益化を目的とするなら、このGoogleアドセンスが使えないのは大きなデメリットと言えます。
サービス終了・削除のリスク
無料であるがゆえに、突然サービスが終了するという可能性は十分にあり得ます。
実際、これまでも多くの無料ブログがサービスを終了してきていますし、あくまで無料サービスなので我々ユーザーはそれについて文句を言う筋合いもないわけです。
さらに、規約違反で記事やブログがなんの予告もなく削除されたり、ということが実際に起こります。
知らないうちに規約違反をしていたり、そもそも規約違反だと知らなかったり、そういった場合にサービス側の独断と偏見で一方的に消されたりするのです。
一度消されてしまうと元に戻らないことも多く、バックアップを取っていなければ泣き寝入りするしかありません。
無料なので仕方ないといえばそれまでですが、はっきり言ってこれはリスク以外のなにものでもない。
将来的な資産にならない
無料ブログにアップした記事やコンテンツの所有権は、サービス側にあります。
なので、もし規約違反などがあれば、サービス側の一存で記事を消されたりアカウントを止められたりされてしまうわけで、もしそうなったとしても無料で使わせてもらっている以上文句は言えない。
先ほどの話ともリンクしますが、これでもし収益化できたとしても、自分でコントロールできないような状況では将来的な資産とは言えません。
まとめ
WordPressでブログを運営するメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
WordPress、無料ブログそれぞれにメリット・デメリットがあるということがお分かりいただけたかと思います。
僕がこの記事で一番お伝えしたいのは、ビジネスもしくはブログで稼ぐことが目的なら、選択肢はWordPress一択だということです。
WordPressサイトをメインで運営し、無料ブログからメインブログにアクセスを流すというようなサブ的な使い方も有効なので、ぜひ試してみてください。
「よし、じゃあWordPressでブログを始めてみよう!」
と思われたなら、まず以下の手順から始めてみてください。
順番に進めていってもらえれば、WordPressで自分だけのブログを始めることができます。
参考になれば幸いです!